2006年01月26日

本質は変わらない

 ホリエモンの逮捕によって手のひらを返したマスコミは連日やれネット企業だとかIT業界などを一括りにして叩いている。
 曰く、「額に汗して働くことを忘れた」「楽して儲ける」「目に見えない数字だけを追い求めた結果」。また同時に資本主義や自由主義、競争社会や成果主義の批判もしたいようだ。勿論別にマスコミが社会主義や共産主義、全体主義を信奉しようと一向に構わない。そこは自由だ。だがマスコミのIT業界へ対する偏見はどうにかしてもらいたい。あるIT会社の社長が言っていたが、我々のイメージではIT業界と言うとパソコンの前に座ってコーヒーでもすすりながらキーボードを叩いて、鼻歌交じりにリターンキーでも押して何千万と言うお金を気軽に動かして儲けいているようなイメージがある。特にマスコミにはその傾向が顕著のようだ。だが実際のところはその社長は夜の12時前に帰ることは稀で、毎日夜遅くまで会社に残って社長自ら働いているそうだ。何のことはない、IT業界も肉体労働である。

 確かに作っているものは目に見えないかもしれない。だが日本でも無形の作品、商品にもっと価値が認められてもいいはずだ。そこにはキチンと日本のものづくり精神があふれている。あたしは昔ながらのものづくり、職人気質というものが大好きである。そして最大限の敬意を払っている。日本の誇りだと思う。そして同時に新しいものづくりももっと認めて欲しいと思う。ホリエモンの逮捕はその中の一企業の一人、一つの会社が道を誤っただけだ。それ以上でもそれ以下でもない。
 そんなことを言えばよっぽど昔からの企業の方が逮捕者は出ているし犯罪も多い。談合、脱税、収賄。昔ながらの犯罪である。
 今の日本の伝統的なものづくりだって初めは当たり前だが新しいものであった。当然古い体質からは批判もあったであろう。だが先駆者たちはそれでもいいものを追い求めて続けたのである。そしていいものはしっかりと今の時代にも残っている。それが伝統と言うものだ。IT業界もよき昔かたぎの気質は忘れず、同時に新しいものに挑戦してもらいたい。伝統とは新しいスタートがあってこそ後に伝統になるのである。
posted by AZ at 20:40| Comment(3) | TrackBack(3) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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