2006年01月07日

餅は餅屋

 政治家などが出る番組に芸能人が出て、激論を交わすという番組がたまにある。番組の改変期などの特番に多い。年末にもあった。

 だがあれを見ていて思うのは芸能人はよくあれに出るなと思う。見ていて知識の程度が知れてしまうのだ。せっかく普段は面白いことをやっていても、普段は素晴らしい演技をしていても、普段はきれいなスタイルで魅了していてもああいった番組で頭の程度の底が極めて浅いことがばれてしまう。よくそんなリスクを抱えて出るなと思う。勿論全ての芸能人という訳ではないが。

 見ている側のレベルが芸能人と同じであれば見ていて喝采なのかもしれない。抽象的なぽわ〜んとした意味のない批判を声高に叫べば「良くぞ言った!!」みたいな感じになるのかもしれない。だがその言葉の中身をよく考えてみると何もない。だが言われた政治家はなかなか反論できない。当たり前だ。中身がないのだから。相手はいいボールを投げたの思っているのだろうがそのボールはどこにもない。無い物を投げたふりをしているだけなのだからこちらにボールが届こうはずもない。当然反論にも困る。それを見て、よく言った、みんな返答に困っている、と溜飲を下げている人もいるのかもしれないが、年末にあった番組で、ある(元?)グラビアアイドルで今は大学にも通っている女性芸能人が言った言葉、「だから国民の前にそういったものをちゃんと示してこなかったから怒っているんですよ!!」。勿論前後の文脈もあるのだろうが、はっきり言ってポカーンである。中身はどこにあるの。これにどう反論しろと。政治家たちも困った顔をしていた。心の中では苦笑いかもしれないが、顔には出せない苦悩が見て取れた。ご心中お察しします。おそらくチラッと見ただけなので完全に正確ではないだろうが、大体こんな感じである。と言うか元々がふわ〜んとした言葉なので大体のニュアンスさえ伝わればいいです(笑)。

 芸能人はビートたけしとかせめて大竹まことレベルじゃないとちゃんとした政治家やちゃんとした評論家と番組で討論してもリスクが大きすぎるんじゃないだろうか。テレビの編集や構成などでどう繕うともイメージじゃなくて意見の内容を聞いている人たちには誰がどんなことを言っているのか分かってしまっているのだ。正直爆笑問題はああいった番組には向いていない。せっかくの才能を生かすことが出来るジャンルで勝負するべきだと思う。
posted by AZ at 17:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どもっ。俺もちょっとだけ見てましたけどね。
爆問の番組。ま、太田さんは結構計算ずくでヒール(悪役)を1手に引き受けようとしていたのかもしれませんが。3チャンネルでやってた「向田邦子」講座では良いこと話していましたからね。でも周りの芸能人が駄目すぎ!
 やっぱり朝生の悪い影響が出ているのかな?!
あとTVタックルでの大竹氏が感情的発言を連発するのはどうも鼻に付くのですが・・・・。
Posted by ぶるぶる at 2006年01月08日 23:18
 太田はおそらくお笑い芸人の中では一番と言ってもいいくらい本を読んでいる芸人だと思います。それも本田勝一とか吉田清治とかではなくて(笑)、ちゃんとした名著をたくさん読んでいます。ですからその方面については非常に造詣は深いでしょう。また映画も同様で、淀川長治さんとの対談で好きな俳優はテリー・ギリアムなどと語っています。そのあたりは非常に素晴らしい知識と感性は持っていますね。その辺は好きなところです。

 まあ、あれが演じてのヒールであれば大したものですが、他のメディアでの発言などを見たり聞いたりしているとおそらくあれは真性ではないかなと思います。もしあれが演技だったら素直に脱帽です。

 大竹まことは確かに感情的なところは目立ちますね。ただその感情的な中に相手の意見に厳しく切り込むコメントがたまに見えるのが他の無意味な意見を放言するだけの芸能人とは違うと思っています。ま、確かにタックルでの大竹さんが一番輝いているのは収録終了後の喫煙コーナーの場面だとは思います(笑)。討論にはどちらかと言えばいなくてもいいかと思います。ま、三宅さんや佐々さんのような人だけではタックルにはなりませんからね。田嶋さんや森永さん、そしてやっぱり大竹さんのような人が必要なのかもしれません。
Posted by AZ at 2006年01月08日 23:33
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